もみ殻くん炭作り方

2024.10.21

大分涼しくなってきて運動会やお遊戯会シーズンに入りお子さんがおられる農家さんの中には、秋冬野菜の管理と行事毎でバタバタしてらっしゃる方もいるのではないでしょうか?

さて、今回はもみ殻くん炭の作り方をご紹介したいと思います!
私のやり方をご紹介するのですが、やり方は色々ありますのでみなさまのあったやり方で挑戦して頂きたいと思います!

やり方をご紹介する前に、注意点が3点ほどあります!
まず1つ目は、火を使うので火災に注意することです🔥
当然のことと思いますが、もみ殻は中の方でくすぶってたりするので火を消したつもりでも中々消えてないことがあります!
火は確実に消すようにしましょう!
2つ目は、近隣住民の方の迷惑にならないようにしましょう!
長い時間煙が上がるので、風向きやまた近隣住民の方の理解が得られない場合は、作る場所を変更したり、作る場所を確保できない場合は作ること自体を諦めることも大事です☝️
3つ目は、火入れを行う際は、火災と勘違いされて通報されないように必要な届出を行いましょう!
届け出の方法は各自治体で違うみたいなので調べてから行って下さい🙇

注意事項もご紹介したことですし、それでは私の作り方をご紹介します!

①必要な道具
·燻炭器
·バーナー(火が付けばなんでも🆗)
·焚付(新聞紙や段ボール等)
·薪(焚付だけでやられる方もいます)
·平スコップ(もみ殻を盛ったり混ぜたりするのに使います)
·水源(いつでも消化出来るようにしましょう)

②もみ殻で山を作り、山の中央を割ってそこに焚付と薪を置いて火をつけましょう🔥
火が十分に着いたら燻炭器をかぶせます!
燻炭器の煙突から白い煙や火が上がってきたらもみ殻を煙突の付け根ぐらいまでもみ殻を盛ります!

③煙突の周りが、黒くなってきたら平スコップでもみ殻の山を下から撫でるようにして黒くなった部分を隠すように盛ります。

④、③を何回も繰り返して山全体が黒くなったら、平スコップで燻炭器を取り出して、もみ殻くん炭を広げます。
このとき火傷の恐れがあるので直接燻炭器に触らないで下さい!

⑤広げたもみ殻くん炭の全体が黒くなったら水をかけて火を消して下さい!
混ぜながら中まで水が通るようにして完全に消したらあとは乾燥させたら完成です!
このやり方で、私は45リットル袋5袋分を5時間かけて(乾燥の時間を除いて)作ってます!
時間もかかるので、近くの圃場で作業しながら様子をみて作ってます!
みなさんもぜひやってみて下さい!

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